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Channel: NBAヒストリー(ひばち)
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New York Nets vol3-b

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N69~70プレイオフ~ディビジョン・セミファイナル~


ひばち


今年はちゃんと戦えますね~やっと来ましたプレイオフ!もうアリーナも大丈夫ですw

そんなイースタン・ディビジョン4位のネッツが戦うのは、ディビジョン2位のケンタッキー・カーネルズ。45勝39敗をあげたチームでした。


カーネルズはABA史上最も安定した強さを誇ったフランチャイズのひとつ。ABAが67~68シーズンに出来て75~76シーズンにその幕を閉じるまで、毎年プレイオフに進出した3つしかないチーム1つ(あと2つはペイサーズとナゲッツ)。1回しか優勝しないけど(わーネタバレ)、負け越したのは1シーズンだけ。何人かのスターが在籍し、ABAを振り返るときには欠かすことの出来ないチームです。


で、この当時は戦力が充実しつつある段階だったけど、Gのルーイー・ダンピアーダレル・キャリアを中心にC/Fのジーン・ムーア、F/Cのジム・リガン、我がネッツを放出されてそこから更に2回移籍を繰り返してカーネルズに落ち着いたステファン・チュービンレックス・チャップマンのお父さんに当たるウェイン・チャップマン・・・ネッツよりも、息の長いキャリアを送る選手たちが揃っていました。


ダンピアー&キャリアはリーグで最も危険なスコアリングGデュオ。ダンピアーは平均26.0点・5.5アシスト・3P成功率36.1%(198/548)、キャリアは平均23.1点・3P成功率37.5%(105/280)をマークしており、現代NBA並みに3Pを武器としていたのがこの2人の特徴でした。

(この当時の基準では)2人の3P成功率は高く、キャリアはリーグ1位。ダンピアーの成功数&試投数はダントツでリーグトップでした。


ダンピアーはオールABAチームやオールスターの常連で、キャリアもプロ入りから3年連続でオールスターに選出。このシーズンはムーアもオールスターでプレイしていました。


↓なんとなくケンタッキーぽいようなダンピアー
ひばち


シーズン中の対戦成績は7勝4敗でカーネルズがリード。しかし、ネッツはチーム史上(実質)初のプレイオフで意地を見せるんです(!)

敵地ルイビルで行われたゲーム1を122対118でモノにするとシリーズはネッツ先行で進み、ゲーム5まで終わったときに王手をかけていたのはネッツでした☆最後は力尽きて3勝4敗で逆転負けしちゃいますが、初めてのプレイオフにしては上出来でした♪


レバーン・タルトビル・メルチオーニはほぼ出ずっぱりで奮闘。タルトはシーズンを上回る平均26.7点、メルチオーニは平均18.3点をあげました。

ソニー・ダブは平均17.6点・10.1リバウンドのダブルダブルをマークし、レス・ハンターウォルター・サイモンエド・ジョンソンも頑張りました☆


そもそもシーズン最終成績もそんなに大差があるワケじゃないし、両チームの戦力は拮抗していたのかも知れません。先に挙げた6人で戦うしかない層の薄さは痛かったかもしれませんが(;^_^A


ネタ少な!


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